各種加算等取得サポート

加算の取得は質の高いサービスと収益性強化の両立

 各種加算は質の高いサービスを実践している場合に取得できます。
 少々乱暴に言えば、これは逆に、加算を取得することで質の高いサービスが提供できるということでもあります。

 加算を取得するためには、各種の基準を満たす必要があるわけですが、これらの基準を満たすために事業所として組織的に取り組むことは、それ自体が、サービスのクオリティー向上に結びつくようになっています。

 例えば処遇改善加算ならば、スタッフ一人ひとりに目標設定した計画的な研修が必要です。また、訪問介護の特定事業者加算であれば、月1回はスタッフが集まって、ご利用者のケースを検討する会議が必要になります。

 こうした取り組みは必ずスタッフのスキルを向上させ、事業所のサービスのクオリティーを向上させます。

 そして、それらは加算となって収益に跳ね返ってくるのです。これを負担と思うか、質の向上の取り組みと考えるかの違いが、事業所の売り上げを左右します。
 

加算取得と人材の確保

 スタッフの定着率を上げるには、給与を上げることが第一の手段です。

 介護・福祉の仕事は報酬が決まっていますから、なかなか事業所ごとに給与の差をつけられません。従って他の事業所より良い報酬を出すためには、加算の取得が大変重要になります。 

 介護・福祉事業を拡大するためには、利用者と事業所の数を増やしていくことが一番の早道です。しかし、新な事業所を開設したくても人材が居ないというのが現実ではないでしょうか?

 実は、人材の確保には、求人広告にお金をかけることよりも、辞めない職場づくりをするのが第一です。

 加算の取得をすることでより良いサービスをすることは、スタッフのプライドを満足させる効果がありますし、仕事の不安を解消させます。結果、スタッフの定着率はアップするでしょう。

各種加算の取得を支援します

処遇改善加算Ⅰ

 処遇改善加算Ⅰのキャリアパス要件が強化されましたが、この加算を取得することはスタッフの処遇を大きく改善させます。
 この加算だけでスタッフに夏冬のボーナスを支給することができます。

 キャリアパスの整備から加算の申請まで、Care Biz Supportでは完全にサポートします。

特定事業所加算(訪問介護)

 特定事業所加算は、サービスそのものクオリティーを上げるためにもぜひ取得した加算です。
 訪問介護でいえばⅠは無理でもⅡは比較的取得が可能です。それでも10%加算ですから、処遇改善加算と合わせて20%以上の収益向上がはかれるのです。

 Ⅱを取得するためには資格要件が重要ですが、介護福祉士でなくとも実務者研修修了していれば資格要件に該当してきます。

お役立ち記事

◎ 実地指導でチェックされる訪問介護の加算について

◎ 訪問介護で特定事業所加算を算定している場合、実地指導チェックされる書類について

◎ 平成29年度処遇改善加算 新Ⅰのキャリアパス要件について(全3回)

◎ 訪問介護「特定事業所加算」で必要なスタッフ会議の進め(全2回)

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